フラワーデザインとは?

フラワーデザインの定義と世界花事情

古代から人は自然を敬い、畏れ、大切にしてきました。日本では、その中でも松、榊、椎、椿などの樹木は神霊の代わり(依代)として祭られていました。

 

6世紀になると、仏教の伝来によって供花が捧げられ、その後いけばなへと発展していきます。明治時代には、西洋の生活様式や習慣が取り入れられ、宮中晩餐会では西洋のテーブルセッティングに花が飾られるようになります。これが日本のフラワーデザインの第1歩といえます。そして1967年に日本フラワーデザイナー協会が設立されました。

 

フラワーデザインとは、海外ではフローラルデザイン(floral design)とも言われ、自然のままでも美しい植物の魅力をさらに引き出し、生活のTPOにあわせて一定のデザイン原則や基礎技法を踏まえ、より美しく表現する造形の総称です。花のみでなく様々な植物素材や、時には造花などを用いることもあります。フラワーアレンジメントはその中の1つの分野で、他にもウエディングブーケ、フローラル・アクセサリーなど服飾関係など様々なジャンルの垣根を越えてフラワーデザインは展開されています。

フラワーアレンジメントといけばなの違いは?

フラワーアレンジメントfd

明治初期に生活様式の変化とともに、日本に取り入れられたフラワーデザインの1つの分野であり、広い意味でコサージ、ブーケを除いた花の造形の総称です。多くは吸水フォームに挿して作られたものや器に飾ることを言います。いけばなと違い場所・形を問わないので、インテリアや、プレゼントなどさまざまな用途に用いられるようになりました。

 

 

いけばなike

元来、床の間飾りとして発展した「いけばな」は、花を使い日本伝統文化独特の「間の美しさ」を表現する芸術です。日本で約700年も前から独自に発展し、今では家元制度として数多くの流派があります。近年では、日常の生活空間を彩る自由花などの新しいスタイルも生まれています。

フラワーデザインのメリット

フラワーデザイナーを目指す方や生花店など、花に関わる仕事に活かすためはもちろん、心の安らぎ・癒しを得るためや、文化的なたしなみとして、社会的ステータスを得るためにフラワーデザインは求められています。

 

また、四季のはっきりした日本では、もともと季節の花を楽しむという習慣がありました。現代になり、日常で四季を感じるきっかけが少なくなり簡略化される中、花を通じて、豊かな季節をより楽しむことができます。

生活の中で活躍するフラワーデザイン

フラワーデザインの技術は、家庭でのインテリアとして日常を少し華やかにしたり、結婚式のブーケや会場を装飾したり、季節に合わせた飾り付けや、ギフトとしても楽しむことができます。

お部屋のインテリアに

ヘアオーナメントなどに

プレゼントに添えて

季節を楽しむ飾り付けに