OPÈRA de PARIS(全4冊/閲覧のみ)
田原桂一[ほか]/著 文献社/刊
1995年/発行 235ページ 30×40cm

芸術の都パリの象徴として華麗な歴史を歩んできたパリ・オペラ座。その荘厳な建築には、膨大な宝飾品や衣裳、舞台美術などのコレクションが残されています。本書は、写真家・田原桂一が8年の歳月をかけて撮影。BIJOUX、COMSTUMES、ARCHITECTURE、MAQUETTESの4冊で構成され、約550点にも及ぶ作品が掲載されています。
「COSTUMES」では精緻にデザインされた衣裳を、舞台のほかにも舞台裏や作業場、屋根の上でも撮影し、オペラ座が醸し出す光と影の美しさをより際立たせています。トゥーランドットや白鳥の湖など有名なオペラやバレエの衣裳も多数あり、何に使われていたのか確認しながら読むのもオススメ。
オペラ座で、役者が衣装と宝飾品を纏って華やかに演じる様は、昔も今も人を惹きつけてやみません。舞台という芸術が長く愛されているのは、役者と舞台を作り出す場や衣裳などが大きなエネルギーを秘めているからなのでしょう。花ファッションハウスへ訪れた際には、ぜひその世界観を体験していただきたい一冊です。(蔵書番号:0002489、0002490、0002491、0002492)

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