徳島県立21世紀館（徳島市）にて梅澤美貴名誉本部講師を迎え、ワックスを使った秋の講習会を開催しました。講習会では、穴あきボード、丸箸、シーブッシュで土台を作りその上にワックスがけしたカラー吸水フォームを固定し、その中に生花をアレンジしました。参加者は、繊細な作業にも熱心に取り組みオリジナルなデザインを楽しんでいました。また他にも参考作品として麦を使った作品や、ボードを上下逆にしたオシャレで個性的な作品が紹介されました。
記／坂野由起

研修旅行として姫路市立手柄山温室植物園へ見学に行きました。熱帯植物や多肉植物、食虫植物など普段目にすることのない植物を目の当たりにし、参加者はとても喜んでいました。植物園は小高い山の上にあり景色も良く、温室はモスクのような形をしたドームになっています。温室内は川のせせらぎや滝、鯉の池などもあり、ちょっとしたジャングル体験ができて、楽しい1日を過ごすことができました。
記／米川純子、坂野由起

徳島県立中央テクノスクールろうきんホール（徳島市）にて、梨本由紀本部講師を迎え「手作りウェディングアイテム」をテーマに講習会を開催しました。参考作品ではトレンドのウェディングブーケとして、個性的なネイティブフラワーにモード感漂うオーストリッチの羽などをふんだんに使って束ねたクラッチブーケを披露、フォトスポットの演出やテーブルコーディネート、豊富なウェディング現場のお話に、参加者も興味津々に聞き入り、充実した時間となりました。実習では、お洒落な木製のフレームBOXにプリザーブドフラワーを使ったナチュラルで可愛いデザインを制作。最後にガラス面にメッセージを書けばウェディングアイテムやギフトにもなり、楽しんで制作した、笑顔溢れる講習会となりました。
記／山蔭真紀

徳島県立中央テクノスクール「ろうきんホール」（徳島市）にて、平成29年度徳島県支部総会及び付帯事業を開催しました。支部総会では本部施策のDVD視聴後、本部出向役員の米川慶子常任理事より詳しい説明がありました。付帯事業では川本陽子NFD講師を迎え、「季節の花をいける」をテーマにデモンストレーションを行いました。初夏の爽やかな印象を持つ花材から、個性的で魅力溢れる作品の数々が披露されました。その中で特に印象的だったのは、浮かんでいるように挿されたクロユリと赤い糸で構成された、色のアクセントが効いた作品。そこには、アイヌ民族の伝説で「恋の花」の意味を持つクロユリを恋を結ぶ「赤い糸」で結ぶというストーリーが込められているとのことでした。また、花材の丁寧な扱いから、植物を大切にする思いやりや真摯な姿勢が垣間見え、あらためて勉強になりました。
記／山蔭真紀