フラワーサイエンス Webスペシャル企画 『フラワーデザイナー資格検定試験の花』

花の不思議で賢い生態を、さまざまな角度から紹介し謎解く田中先生の人気連載。
Webでは新たに、NFDの「フラワーデザイナー資格検定試験」に登場する植物をテーマにお届けします。 メジャーな花から、サブキャラ的なグリーンまでを毎月ご紹介。植物の生き方をとらえた視線から、私たち人間も、その生き方に学べることがあるかもしれません。

田中 修 
TANAKA Osamu


農学博士、専門は植物生理学。
甲南大学特別客員教授。
京都大学大学院博士課程修了。
スミソニアン研究所(アメリカ)博士研究員などを経て現職。
植物と人との関わりなどについて、テレビやラジオなどで解説。

著書:『植物のひみつ』『植物はすごい』『雑草のはなし』『ふしぎの植物』『日本の花を愛おしむ』(中央公論社)、 『フルーツひとつばなし』(講談社現代新書)、『植物は人類最強の相棒である』(PHP新書)、『植物のかしこい生き方』『植物学「超」入門』(SBクリエイティブ)など多数。

田中先生 | フラワーサイエンス

この植物はオトギリソウ科オトギリソウ属で、原産地は地中海沿岸地方や中央アジアとされます。この植物は、英語名でも和名でも、ヒペリカム(Hypericum)と呼ばれますが、この語は、学名ではオトギリソウ属...
2021/05/11
マーガレットという名前は、キク科のモクシュンギク(アルギランセマム Argyranthemum)属の植物の総称として使われることがあります。しかし、ふつうには、マーガレットは、明治時代に日本に伝えられ...
2021/04/01
この植物は、オーストラリア原産で、ウコギ科といわれることもありますが、セリ科とされ、日本には大正時代に導入されました。和名は、「ソライロレースフラワー」ともいわれ、花の色が主に薄い青色(空色)であり、...
2021/03/01
ミントは、シソ科ハッカ属の植物の総称です。主に3つに分かれ、1つ目は「ペパーミント」で、これは「西洋ハッカ」ともよばれます。2つ目は「ジャパニーズミント」で、「日本ハッカ」ともよばれます。3つ目は「ス...
2021/02/01
今回は、「フラワーサイエンス」というタイトルのこのコーナーには、ふさわしくない植物の紹介です。なぜなら、花が咲くことがないからです。しかし、この植物の姿は、小型の青竹のような印象で、和風にも洋風にもマ...
2021/01/01
ナデシコ(撫子)は、ナデシコ科ナデシコ属の植物の総称名で、多くの品種があり、それらが市販されるときには「ダイアンサス」とよばれます。これは、ナデシコ属を示す語です。原産地は、ヨーロッパや北アメリカ、ア...
2020/12/01
コスモスはキク科コスモス属の植物で、原産地はメキシコです。日本には、明治時代に渡来しました。その後、日本の庭や花壇で栽培され、切り花や生け花、フラワーデザインに用いられ、“秋の花”として、私たちの身近...
2020/11/01
ネリネはヒガンバナ科ネリネ属の植物で、原産地は南アフリカです。日本には、大正時代の初期に渡来したといわれます。この植物は、赤やピンク、純白などのきれいな花を咲かせるのですが、有毒な物質を持つことが知ら...
2020/10/01
“ジャスミン”とよばれる植物は数百種類以上ありますが、この植物名をもつ植物は存在しません。この名前は、モクセイ科ジャスミナム属(ソケイ属)の植物の総称名なのです。日本には、マツリカ(茉莉花)とハゴロモ...
2020/09/01
センニチコウ(千日紅) この植物は、アカザ科とされることもありますが、近年では、アカザ科をヒユ科に含めることもあるので、ヒユ科とされます。原産地は、熱帯アメリカや熱帯アジアとされます。学名は「ゴンフレ...
2020/08/01
デルフィニウム デルフィニウムというのは、キンポウゲ科 デルフィニウム属(オオヒエンソウ属)の植物の総称で、主に、3つの系統が出回っています。ヨーロッパやシベリア地域を原産地とする、エラータム系(学名...
2020/07/01
マトリカリア(ナツシロギク) この植物はキク科で、南ヨーロッパから西南アジアにかけての地域が原産地です。「マトリカリア」という名称は、この植物が以前に、「マトリカリア属」に分類されていた名残です。現在...
2020/06/01
ジニア(ヒャクニチソウ) この植物は、キク科の一年草で、メキシコを中心に南北アメリカが原産地です。この植物の学名は、ドイツ人の植物学者ジン(J.G.Zinn)氏の名前にちなむ「ジニア(Zinniea)...
2020/05/01
この植物の切り花を見せて、「これは、リンドウ科の『ユーストマ』という、アメリカのテキサス州辺りが原産地の植物です」と紹介すると、「何か勘違いしているのではないか」と、多くの人が怪訝な顔をされます。 「...
2020/04/01

follow us