
秋の気配が少しづつ深まってまいりました。
木々や花々も彩りを増す素敵な季節がやってきます。
秋にはたくさんの連想をさせてくれる言葉があります。「芸術の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」そして「実りの秋」など・・・皆さんはどのような秋を連想されますでしょうか?
一日の終わりにホッと一息「秋の夜長」を花とともに楽しみませんか?
*花ファッショントレンド2025*
テーマ:新しい可能性
生活の中で庭の水やりや洗車などに使っているホース。「自由な形が作りやすいかも!」と思い着目しました。ホースでは太すぎるので透明なビニールチューブを使い、保水と花留めにして作品を作ってみたいと思います。
キーワード:多様な価値観の尊重
人工的なチューブは花留めとしてだけでなく、その動きや質感が花と同等に作品の重要な要素になります。
秋冬トレンドカラー:ダークオレンジ×ディープカラー
花の色だけでなく、モールの色でトレンドカラーを加えてトレンド感を強調し、キラキラ感を添えました。
<使用花材>
スターチス、ジニア、SPカーネーション、SPデルフィニウム、ソリダコ、ゴシキカズラ、ワレモコウ
<使用資材>
アルミワイヤ、クリアボックス、モール、スポイトボトル、ビニールチューブ(ホームセンタにて購入。9㎜/7㎜サイズを使用)、ハサミ(ワイヤーの切れるもの)
1)ビニールチューブに長短をつけて好みの長さでカットし、アルミワイヤやモールを通します。チューブが長いときには、一方からだけでは入れにくいので、両方から入れます。
2)アルミワイヤでチューブ留めをつくります。チューブを通したり挟んだりするので、あまり細かく巻いたりしない方が留めるときに楽です。チューブを固定してから、細かいデザインをつけて整えるといいでしょう。
3)1)のチューブをクリアボックスの幅に曲げて立たせます。
4)2)のアルミワイヤをクリアボックスにひっかけるようにするとしっかり固定できます。花を入れない前提でカーブをつけたビニールチューブを加えるといいでしょう。
5)ビニールチューブに水を入れてバランスを取りながら、花材を入れていきます。バランスを取りにくい場合は、ビニールチューブの向きを変えることで修正していくことができます(アルミワイヤを通しているので、簡単に変えられます)。
6)透明なグラスなどを使い、作品に浮遊感を出してみるのも良いでしょう。皆さんもぜひオリジナル作品を作ってみてください。
徳田春美 TOKUDA Harumi
NFD本部講師 東京城北支部
花ファッションデザインチーム
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