
青い空に、ギラギラとした日差し
蝉の声も聞こえ、夏真っ盛りです🌻
夏休みの宿題を思い出して
お家にあった段ボールを
藁や木の皮、蔓などに見立てて編んでみたらどんな感じになるかなぁ〜と考え、
新しい可能性を求めてダンボールを編んでみました
*花ファッショントレンド2025*
テーマ:新しい可能性
家にあった段ボールを編んで再利用することで、新しい素材としての可能性を見出します
キーワード:多様な価値観の尊重
段ボールを土台に加工したり、オレンジをスライスして花材のように使用したり、質感や用途を変えて、普段とはちょっと違う角度から素材を見つめてみます
春夏トレンドカラー:ライトオレンジ×パステルカラー
ライトオレンジにイエロー、若草グリーン、ホワイトのパステルカラー、そして補色のブルーの対比でで鮮やかな夏色に
<使用花材>
ヒマワリ、ガーベラ、アジサイ、ヒメヒオウギズイセン、ヤツデ
ルリタマアザミ、サンダーソニア、ヒペリカム、ヒメヒマワリ、シオン、ナルコユリ
ウンリュウヤナギ、オレンジ
1)ダンボールはハサミで簡単に切れる程度の厚みと硬さの物を使用します。ダンボールを7mm程度の太さの細長い短冊に切ります。
ダンボールの短冊は30〜50本程度用意します。
作りたい物の大きさに応じて、短冊の太さや数量は調整してください。
今回は、ヒマワリに合わせて少し大きめに作りました。
2)ダンボールの短冊を交差させ、交差したところをホッチキスで留めます。
さらに追加して交差させながら、編み込むように、上下交互に重ねていきます。
次々と交差させてホッチキスで留めていくと、網のようなシート状の物が出来上がります。
3)ダンボールで編んだシートの一方の端と他方の端を合わせて筒状にし、ホッチキスで数カ所留めます。
4)作ったダンボールの筒状の物にウンリュウヤナギをランダムに通して編み込んでいきます。
出来上がった筒状のネットを花留めにして、ネットに通すようにしてお花をアレンジしていきます。
お花の茎の根本は必ず花器の中のお水に浸かるように入れていきます。
5)トレンドカラーのオレンジ色のオレンジ🍊をスライスしてドライにした物をワイヤーで繋ぎ花器口に装飾します。
6)アレンジの中にもドライのスライスオレンジをオーナメントとして入れます。
7)花器の足元にフレッシュのオレンジ🍊を飾って完成です。
お家に溜まりがちなダンボールを再生し、ダンボールを編んで、お花のアレンジの花留めとして使用するアイデアです。
皆さんも涼しいお部屋の中で、
お花のベースを作り、お花とふれあい、夏を楽しみましょう。
梅澤美貴 UMEZAWA Miki
NFD名誉本部講師 京都府支部
花ファッションデザインチーム
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