
体温越えの連日の猛暑。
秋の訪れはほど遠い暑さですが、野原からは、ほんの少しだけ秋の気配が漂い始めました。
よく見ると、ノイバラやサンキライの蔓、サオトメカズラなどは、実を着けています。
*花ファッショントレンド2025*
テーマ:新しい可能性
人工素材(トレンドカラーに染めたクラフトバンド)と自然素材(生花)のコントラストを取り入れて、過去に完成しているデザイン(ドームとクランツ)同士を組み合わせることによって、新しいデザインとして考えてみました。
キーワード:多様な価値観の尊重
クラフトバンドを薄墨に漬けると、適度なカールが生まれます。その自然なカールを利用して、クランツをつくります。
秋冬トレンドカラー:ダークオレンジ×ディープカラー
資材も花材もダークオレンジ×ディープカラーを使用することで、トレンドカラーを視覚的に訴えます。
<使用花材>
ヒマワリ、ガーベラ、ガーベラ(マリモ)マリーゴールド、ジニア、ユーカリ、タイム、ヒューケラ、サオトメカズラ、コンパクター、タイサンボク、チェッカーベリー、姫アマランサス、ヒオウギ(実)、ほか
1)器に4~5か所、穴を空ける。
2)クラフトバンドを墨で染める。
3)1)で空けた穴を利用して、器の縁にクランツをつくる。
4)クランツに蔓や実物を絡ませて、秋冬の雰囲気を強調させる。トレンドカラーの花材を中心にドーム状に配置する。
宮迫真芳 MIYASAKO Masayoshi
NFD本部講師 広島県支部
花ファッションデザインチーム
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