2012年10月以前の活動レポート

東日本大震災義援金 受付終了のお知らせ

被災された方へ、皆さまからのたくさんの温かい心をお届けさせていただきました義援金の募集について、8月末日をもって終了させていただきます。
ご支援、ご協力、誠にありがとうございました。
NFDでは今後もさまざまな形での支援活動を継続して参ります。

支部便り特別編集 「花」のある未来へ〜岩手・宮城・福島

未曾有の被害をもたらした東日本大震災から、1年が経とうとしています。
NFDでも、大阪から始まり、岡山、金沢、愛媛、愛知、熊本、神奈川、そして宮城と、復興支援のためのさまざまな事業を実施した1年でした。会員の皆さまよりお送りいただいた義援金は、日本赤十字社を通し被災地へ、そして直接NFDの会員の方々へも送金しました。
2012年の1年間も、被災地を応援する事業を継続的に実施していく予定です。
被災地の中から東北3県の岩手、宮城、福島の各支部長よりこの1年を振り返り、コメントをいただきました。

岩手県支部

3月11日の未曾有の大震災が発生し、岩手県支部にも全国の皆さまから、たくさんの義援金と温かい励ましのお言葉をいただき、ありがとうございました。
とくに沿岸部が大津波で破壊的な被害を受け、2名の会員の尊い命が奪われました。このような中で、花を通して少しでも笑顔になってもらいたいという願いから、6月と9月に一般の方を対象に講習会と作品展を行いました。その際、義援金を募り、NFD本部講師を通して日本赤十字社に寄付することができました。
また、9月下旬には、ご本人も津波で被災された遠藤幹枝名誉本部講師によるデモンストレーションを開催。被災地からの参加者も花の持つパワーに癒やされ、感激の声があがりました。
12月にはクリスマスミニデモと講習会を開催。寒さに向かう折、キャンドルの温かい炎に気持ちも和み、楽しく、ホッとする講習会になりました。
もとの生活に戻れる費はまだまだ先になりますが、皆さんは、復興を信じて頑張っています。今後も支援活動を継続し、被災された方々のお気持ちを忘れずに、支部活動をしていきたいと思います。全国の皆さま、今後ともよろしくお願い申しあげます。
記/支部長 八重樫光代



宮城県支部

東日本大震災により各会場も被災したため、宮城県支部では支部事業の開始が大幅に遅れていました。しかしながら、皆さまよりご支援をいただきながらようやく、被災後初の支部事業を11月19日(土)に開催することができました。宮城県在住の阿部喜恵本部講師を迎え、「Power of flower 〜花の力を信じて〜」をテーマに、デモ&シュトラウス講習会を開催。阿部先生のすばらしいセンスと技術を堪能した後、“つながる心と心 助け合う手と手”をイメージに、先生ご自身が「絆」と題した枝ものを使ったダイナミックな輪の花束を制作し、最後に皆笑顔で並んで、ひとりひとりの力強い輪の花束がつながる写真を撮りました。この講習会を通して、分かち合った元気、エネルギーをますます復興の力に変えていかなければならないと強く感じました。皆さまより賜りましたご配慮や、お見舞い、励ましの言葉などに対し本当にありがたく心より厚く御礼申し上げます。
日を重ねるごとに、花に限らず、徐々に復興の兆しは見えてきておりますが、何もなくなった喪失感からの復興の道はまだまだ非常に厳しく、諸問題が多く残っています。ただ、どんな状況においても花を愛でているだけで、花に触れているだけで、その間だけでも心の中に温かみが生まれる力になれるよう宮城県支部は前へ向いて歩いていこうと思います。
引き続き皆さまのご協力をよろしくお願い申し上げます。
記/支部長 島崎弥生


福島県支部

東日本大震災にあたり、NFDの会員の皆さまにはご心配並びにお心遣いいただき、本当にありがとうございます。
福島県では震災自体の被害だけではなく、その後の原発事故に伴う被害も多いのが現状です。そしてその状況は、いつ終息するか先の見えないものとなっております。非難区域に家も職場もあり、生活のすべてを奪われた会員さんもいらっしゃいます。現状報告にも「今はお花どころではない」「生きるのが精いっぱい」そんな言葉が並んでいました。その報告をされた方々に、11月にやっと開催できるようになった支部事業のご案内を差し上げたところ、参加していただけるとのお返事。そして当日を迎え、キラキラした目で「今日は、本当に来てよかったです。あれからお花に触ってもいなかったのでとてもうれしいです」とおっしゃいました。講師を快くお引き受けくださった、なかやまれいこ名誉本部講師も、あちこちで聞く「ありがとうございます」の言葉や苦しかった今までの話に目を潤ませていらっしゃいました。
あれから1年近く経ち、生活は通常に近くなった方も多いと思います。しかし、目に見えないものに阻まれ、復興と言う言葉が遠く他人事のように聞こえるときもある福島県の状況です。でも、ここで生きると決めたからには少しでも前向きに生きていかなくてはならないと思っております。国や市町村などの支援だけでなく、NFDからも支援の手が差し伸べられたことは本当にうれしく思っております。
いつの日か、今まで通りの・・・・・・いえ、それ以上の活動ができるようにゆっくりと立ち上がりたいと思っております。これまでのご支援に感謝しますとともに、これからも皆さまのご協力をお願いしたく思います。ありがとうございました。
記/支部長 中村良美


皆さまからのご支援、ありがとうございました。

NFD復興支援事業 花笑顔〜東北〜

1月28日(土)、29日(日)、仙台AER 1F&2Fアトリウムにて作品展とデモンストレーション、体験レッスンを開催。朝の気温はマイナス1度、外は前夜に降った雪が積もる中、展示は朝8時から始まりました。アレンジメント、ブライダルブーケ、花束、プティデザイン、フローラル・コラージュの5部門で48作品が出展。コンテストとは違い、展示準備中もわきあいあいとした雰囲気。できあがった作品には感謝の心や力、つながりといったメッセージを伝えるものが多くあったのが印象的でした。 また、被災地を応援して他県からの出展もありました。 デモンストレーションはそれぞれ岩手県、宮城県、福島県出身の目時泰子本部講師、遠藤幹枝名誉本部講師、阿部喜恵本部講師、中村良美本部講師によって、1日2名で2回ずつ、2作品、計16作品を制作。できあがった作品は観覧者の中から希望者にプレゼントをし、笑顔があふれました。 体験レッスンも風が入り込む寒い立地にもかかわらず、2日間で100名もの方が参加。「あったかハート」と題してモコモコのウールコードでハートをつくり、ハートの中に春の小花をいっぱいに詰める心温まる作品となりました。


東日本大震災NFDチャリティーフラワーデモンストレーション
〜花 with you in 東北〜

9月10日(土)は愛媛県男女共同参画センター(愛媛県)、
18日(日)は刈谷市産業振興センター(愛知県)、24日(土)は崇城大学市民ホール(熊本県)にて、「東日本大震災NFDチャリティーフラワーデモンストレーション〜花 with you in 東北〜」が開催されました。

愛媛から被災地へ贈る想い

NFDを代表する3名の若手デザイナー、高木優子本部講師、竹村結花本部講師、平元千景NFD講師が、それぞれ2011年のトレンドに沿ったデザインを表現。斬新で繊細な、アレンジメントやブーケなどの作品を披露しました。身近にあるさまざまなマテリアルを使った造形や新しいデザインに、参加者は、興味津々。ステージへ熱心に目を向けていました。その後すべての作品はオークションにかけられ、参加者の方々のご好意により、予想を上回る大きな成果がありました。運営に当たった方々はもちろん、会場全体が被災地の復興を願いながら過ごした1日となりました。

記/米川慶子理事

愛知から被災地の復興を願って

他県からの来場者も多く、200名にものぼる方々が来場。会員の方々の、被災者を思う温かい気持ちが伝わってきました。
内山准子本部講師、佐藤邦彦NFD講師、原田百合子NFD講師、それぞれの特徴を生かし、舞台上で変化していくブーケ、トレンドの「かわいい」を取り入れたポップな作品、自然素材や庭で取れたバラなどを入れた作品を披露。最後の作品のオークションは、たくさんの方に参加していただき、大盛況のうちに終了しました。
入場料とオークションで集まった金額はすべて義援金として、日本赤十字社を通して被災地へ寄付されます。
朝から準備をしていただいた支部の方々やボランティアの方々、デモンストレーターやアシスタントの方々、それぞれの立場でチャリティーデモのお手伝いをしていただきましたが、皆さんの気持ちは一つ「被災地の復興」。これからもNFDとして何ができるのか、何をしなければいけないのかを考えさせられる1日になりました。このイベントにかかわっていたすべての方々に感謝。

記/西村好正理事

「感動」を熊本から!

さわやかな秋晴れの日、九州各地や山口、そして遠くは関東から300名もの方々にご来場いただきました。満員の会場で、デモの幕が上がりました。
第1部は、野田淳一名誉本部講師のスピード感あふれる鮮やかなスタイルのデモと、おだやかでゆったりした口調とは対照的な、シャープでスタイリッシュな作品を生み出す井上博登本部講師のデモで構成。第2部は、中村弘明本部講師、副島正英本部講師によって、それぞれの個性でひとつずつ丁寧に作り上げられた作品の数々と、絶妙なコンビネーションによるステージングで観客を魅了。次々とすばらしい作品が会場内に、所狭しと並べられていきました。コメンテーターの国実尚美名誉本部講師と、中島邦彦本部講師の軽妙なトーク。そして、参加者の方々の熱い眼差しと歓声が相まって最高の演出となり、ステージが盛り上がり、なんとも心地よいハーモニーが奏でられていました。
デモンストレーター、参加者、ボランティアスタッフ、運営者と、みんなの心が一つになりました。九州のパワー「与え、与えられた感動」、この気持ちはきっと大きな輪になって語りつがれ、被災地の方々はもちろんのこと、全国の花好きの方々の心に届けられることでしょう。

記/的場ゆかり理事

東日本大震災チャリティー in 横浜
NFDフラワーデモンストレーション ”花とパイプオルガン”の調べとともに

2011年11月25日(金)、横浜みなとみらいホールにて、被災されたNFD会員の皆さまを直接支援したいという想いを形にした、チャリティーイベントを開催しました。

まずは、被災された方々を想い、「黙祷」を捧げました。そして厳かなパイプオルガンの音色が開幕を告げ、理事長からの開会のあいさつに続き、デモがスタート。コメンテーターには久保数政名誉本部講師を迎え、小林まさひと本部講師、田島直人本部講師、能村敏幸本部講師、今野亮平NFD講師、小松弘典本部講師の5人のフラワーデザイナーによるデモは、華やかで繊細な個性あふれる作品が次々と披露され、レベルの高い品性ある力作が制作されました。

オークションは、すばらしい作品を手にしたいと、白熱し入札が繰り広げられ、会場は大いに盛り上がりました。
1,040席の会場をいっぱいにしたチャリティーデモは、笑顔と、感嘆のため息で心豊かな幸せを来場者へもたらしました。これからも花とともに、やさいい気持ちを分け合っていきたいと感じました。
今回のチャリティーイベントを通して集まった総額2,964,069円は、被災されたNFD会員の方への義援金となります。
ご協力いただきました大勢の皆さまには心から感謝とお礼を申しあげます。
企画広報・催事部長/尾嶋那智子