花の基礎造形1、花の基礎造形2
ウルズラ・ヴェゲナー/著  六耀社/刊
2001年/発行 126ページ(1)、127~247ページ(2)

 ウルズラ・ヴェゲナー氏といえば、毎年のようにNFDで招聘しセミナーを開催しており、受講したことのある方も多いのではないでしょうか。2013年は、京都で行われるフラワーデザイン大賞と同時開催でレクチャー&デモンストレーションが、その後には大阪と東京でそれぞれセミナーが開催されました。
 本書は、もともと花の造形を学んでいる人のための専門誌に掲載されたものに加筆して、一冊にまとめたものです(本書より引用)。自然にあるものから考察し、そこから受けた刺激によってどう創造・造形をしていくか、あるいは造形に必要な基礎的概論と、そこから創造される造形のすべてが写真と文章で展開されています。
 また、本書は「花の基礎造形1」から「花の基礎造形2」へと続いていますが、各章はそれぞれ独立した項目となっているため、気になる章から読み進めていっても面白いかもしれません。
 協会では本書以外にも、「ブラウト・シュトラウス 花嫁の花束」、「ウルズラ&パウル・ヴェゲナー 花の作品 自然からの印象」、「花束」、「ウルズラ&パウル・ヴェゲナー 世界のフラワーアーティスト1」、「Florales Gestalten mit Trockenblumen」などの著書も多数そろえていますので、ぜひNFDライブラリーをご利用ください。(蔵書番号:0000053、0002289)

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