庭園散歩~花ファッションハウスの庭
2011年5月30日(月)に竣工した、NFDの新しい研修施設「NFD花ファッションハウス」の3階と4階に広がる屋上庭園。その四季折々の表情をご紹介します。
2015年 11月 October
屋上はのバラはまだまだ咲き誇っていますが、ツルバラは誘引をしつつ来年に向けての準備をしています。
雲ひとつない青空とのコントラストがとても素敵でした。
ツルバラも剪定をしつつ、来年も綺麗に咲いてくれるよう日々のお手入れが
欠かせません。
最近めっきり朝が寒くなってきましたので、ネコもぬくもりを求めて日当たりのよい玄関で日向ぼっこをしています。もし、花ファッションハウスにおいでの際はお出迎えをしてくれるかもしれませんね。
2015年 10月 October
屋上庭園のバラたちが開花してきました。扉を開けた瞬間からバラの香りに包まれてとても癒されます。
ツワブキも沢山の花が咲いています。ツワブキは、民間薬として、茎と葉を打撲や火傷に用いたり、フキと同じように茎を食用とすることもあります。
2015年 9月 September
先月お伝えしましたツリバナの実がタイミングよく写真に捉えられたので、今回も秋の様子をお届けします。
レックスベゴニアもそろそろ花が咲いてきました。
これから徐々に広がっていきます。クリスマスローズは、寒さには強いですが、暑さには弱いので、花ファッションハウスでも日陰で育てています。
これからの季節は気温の変化が激しいので、お花だけではなく、体調の管理も気をつけたいところです。
2015年 8月 August
今回は、秋の気配が感じられる花ファッションハウスの屋上庭園の様子をレポートします。
右の写真のミヤマガマズミの実が赤く色づいてきました。
熟した実を果実酒とすることができるそうです。また、天然の着色料として古くから用いられています。
下の写真はオトコヨウゾメの実
ガマズミの仲間でこちらも果実酒にできるそうです。
葉も紅葉し始めました。
ツリバナの実
こちらは裂けると真っ赤な綺麗な実がなります。その様子は花よりも観賞価値のある植物としています。
シャッターチャンスがありましたらその様子も掲載予定です。
2015年 7月 July
アナベルが空に向かって大きく咲いています。
こちらは庭植えですので、水やりなど神経質になることはありませんが、鉢植えの場合は注意です。
バラは先日の台風でほとんどが散ってしましました。その中でもまだ咲いているものもあり、改めて自然の強さを感じさせます。
四季咲きバラ、2番花が咲いてきました。
5月の時と比べると数は少ないですが、ひとつひとつが大きくとてもきれいです。
2015年 6月 June
オカトラノオが咲き始めました。
尻尾の先端にむけて徐々に開花しています。
秋には葉が紅葉して、冬は根の状態で越すようです。
先月お伝えしたカシワバアジサイの花が紅葉を
迎えました。
2015年 5月 May





壁面のバラは見ごろをむかえています。予想だと18日くらいが見ごろとお伝えしましたが、かなり早まりました。先週から一斉に開花が進みあっという間に覆い尽くされています。
屋上庭園も連休明けから開花が進み、漂うバラの香りが心をリラックスさせてくれます。
まだ5月になったばかりなのに、東京では夏日が続いています。今年は雨が多くて心配をしていましたが、連日の気温上昇とともにバラもぐんぐんと育ってきました。
屋上の庭園ではオオデマリの花が少し緑がかっています。日差しから透かして見える葉の色がとてもきれいですね。
花ファッションハウス正面の壁面のツルバラはショッキングブルーが大きな花をつけています。
この花は毎年一番早く咲き始め、それが合図かのように他のバラたちが次々と咲き始め建物を花で覆い尽くします。
【ハイノキ】
近畿から九州、南西諸島に自生する常緑低木で4月~5月に白い花を咲かせます。葉が小さく、庭木として非常に人気です。
2015年 4月 April
日本人の心の花、桜。
品川駅から歩いて花ファッションハウスに向かう道に大きな桜の木がありますが、今まさに満開。
3月から4月にかけては別れあり、出会いありでストレスが多い時期かもしれませんが、ふと見上げれば桜が元気をくれます。
パワーをたくさんもらって、皆様が元気に今年度も過ごせますように。
庭園では、ツツジやラベンダーも咲き始めています。
【ゲンカイツツジ】
こんな貴重な植物がNFD花ハウスの庭園に?!
環境省のレッドリストでは準絶滅危惧に登録されている、ツツジです。
日本では九州の北部に分布し、韓国の済州島などにも生育している植物です。
温かい地域を好むためか、準絶滅危惧に登録される程だからか、他の植物に比べて弱く花を咲かせるのが難しいです。
今年は咲いてくれるかなと心配していましたが、なんとか美しい花姿を披露してくれました。
ツツジの中では、最も早く咲き始めます。
来年咲いてくれるかわからないので、是非お近くにお越しの際は見に来てください。
【ベロニカオックスフォード】
ベロニカの中では、地に這うタイプ。宿根草で春先に青い花をたくさんつけるのでグランドカバーとして人気です。草丈は10cmほど。
【クリスマスローズ】
ここ数か月ご紹介しているクリスマスローズですが、今月は味わいのあるワイン色のクリスマスローズが咲いたのでご紹介します。原産地のヨーロッパでは、花の少ない12月に花を咲かせるので「クリスマスのころに咲くバラに似た花」から「クリスマスローズ」と呼ばれていますが、バラ科ではなく、日本では春の訪れを知らせる時期に咲きます。
壁面のバラは、寒い時期を乗り越えて緑の葉を精一杯伸ばして、春の訪れを喜んで伸びをしているようです。順調にいけば、来月には小さな蕾が見られそうです。今年の花も楽しみです。
3月 March
【クリスマスローズ】
先月蕾が膨らみだした1F入口のクリスマスローズの第一陣が、今月ついに開花しはじめました。
2枚目の写真通り、たくさんの蕾が、次々と咲く順番待ちをしていて、今年は渋滞状態です。
見ごろは先月の予想通り、3月中頃になりそうです。
屋上階のワイン色のクリスマスローズは、まだまだ蕾をしっかり閉じているので、3月中頃から4月まで楽しませてくれそうです。
自慢のバラも、バラに詳しいNFD会員の方々のアドバイスを聞きながら、今年は思い切って丈を短くし、横に這うようにイメージしながら刈り込みました。油断するとすぐに背が高くなってしまうのですが、手間暇かければかけるほど、見事な花を見せてくれるカワイイ奴で、お世話し甲斐があります。
2月 February
【クリスマスローズ】
3FとRFは霜柱と池には氷がはっています。そのような寒さのなかでも、春を待ちきれないクリスマスローズがひょっこりと顔を覗かせています。写真は1F入口にあるクリスマスローズです。3FとRFはもう少し時間がかかりそうです。見ごろは来月半ば過ぎと予想しています。
いつもお散歩に訪れる、近所のネコ。
確かに毛皮は着ていますが、ネコだって寒いんです。
お日様を追いかけて、時間ごとに花ファッションハウスの回りを移動しているようです。
花ファッションハウスの壁面に這うツルバラの誘引がやっと終わりました。毎年見事な花を咲かせてくれるバラたちの開花予想を、今年はこまめにやってみようと思っています。お楽しみに!
1月 January
まだ咲き続けるのかと思う程、長い期間に渡り楽しませてくれたバラも終わり、庭は冬景色になっています。春を待ちわびる、冬芽が少しずつ大きくなってきています。
2014年はあっという間の1年でした。皆様にとってはどんな1年でしたか。
2015年も、愛情込めて育てた庭園の植物たちをご紹介していきます。
どうぞよろしくお願いします。