Flower Buzz Vol.35


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Vol.35 見たい・知りたい・使いたい!【ジニア クイーンレッドライム】

ジニア クイーンレッドライム

 

今月の花:ジニア クイーンレッドライム 
学名:Zinnia elegans
科属:キク科ヒャクニチソウ属  原産地:南北アメリカ

ジニア・エレガンス

 

アメリカ生まれのジニアは、18世紀にヨーロッパに渡来。日本へは1862年(江戸時代末期)に伝わったものの、どの国でもそれほど盛んに品種改良されたわけではなく、切り花としては仏花のイメージを持つ人も。地味な存在だが、学名はエレガンス(優美)。赤白黄色ピンクなど、鮮やかなカラーバリエーションが秋あきさ寂ぶの花壇をにぎわわせてくるからかも。

 

 

ジニアの新星★クイーンレッドライム

 

切り花としてはあか抜けないイメージをお持ちの人もいるかも。しかしクイーンレッドライムは別物。 アンティーク味を帯び、秋らしい装いのこの品種は、流通期とあいまった味わい深さ。昨年の秋、銀座の地下街に現れたクイーンレッドライムとヒペリカムのナチュラルブーケの看板は、かなりの存在感で話題になった。  2014年フラワー・オブ・ザ・イヤーOTA特別賞に選ばれるなど、注目の品種。

 

 

 

 

つい人に話したくなるトリビア

 

花弁のように見える部分は「舌状花(ぜつじょうか)」といい、中央にある小さな黄色い花が本来の花。花壇苗としては日持ちが長いことから、百日草と名付けられているが、実際には1つの花が100日間も開花しているわけではなく、次から次へとリレーして全体として開花期が長いから。英名では「青年と老年草」とも言われるが、日持ちが良く老若の花が混在しているからだろう。ジニアという名前はドイツ人医師であり植物学者の名に因む。

 

 

 

 


 

文/内藤育子 制作協力/大田花き花の生活研究所