図書紹介 No.04

 

『ジュエリーの歴史 ヨーロッパの宝飾770年』

 ジョーン・エヴァンス/著 古賀敦子/訳

 八坂書房/刊  343ページ

 

 ヨーロッパでの昔のジュエリーといえば、宝石に金や銀の装飾をほどこした絢爛豪華なジュエリーを思い浮かべることができますが、そのモチーフには花や植物といった自然的なものが多く使われていることがわかります。それらは一番身近にある、美しいデザインを連想させるのにふさわしいモチーフであったからかもしれません。

 現在では安価でも手に入るようになったジュエリーですが、この『ジュエリーの歴史 ヨーロッパの宝飾770年』では、王室や貴族などが職人に造らせたジュエリーが数多く紹介されています。ヨーロッパの中世からゴシック、ルネサンス、ジョージアン、ヴィクトリアンまでの各時代のジュエリーの特徴的な作品を解説すると同時に、ファッションの変遷も綴られています。ジュエリー用語の訳注も充実しており、とてもわかりやすく解説された一冊です。

(蔵書番号:0001797)

 

 

 

 

 

 

 

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